月給とボーナスを入れるだけ。手取り額と、引かれる税金・社会保険料の内訳が分かります。
※ 税金や保険料が引かれる前の、毎月の総支給額のおおよそでOKです。
※ 勤務先の社会保険に加入している前提で計算します(2026年10月からは週20時間以上が加入の基準)。加入していない場合、実際の手取りはこれより多くなります。
※ 年間のボーナス(賞与)の合計。ない場合は0でOK。夏・冬の年2回として社会保険料を計算します。
※ 40〜64歳は介護保険料が加わるため、手取りが少し下がります。
※ 収入の少ない配偶者や16歳以上の子など「税の扶養」に入る家族の人数。16歳未満の子は対象外(児童手当の対象)です。
あなたの手取り(年・概算)
会社員の給料からは、毎月「社会保険料」と「税金(所得税・住民税)」が天引きされます。手取りは、年収(額面)からこれらを差し引いた金額です。「年収◯万円なら手取りはいくら?」が分かりにくいので、年収を入れるだけで内訳まで分かるようにこのツールを作りました。
| 項目 | 内容(会社員・本人負担) |
|---|---|
| 社会保険料 | 健康保険・厚生年金・雇用保険(40歳以上は介護保険も) |
| 所得税 | 所得に応じて5〜45%(+復興特別所得税2.1%) |
| 住民税 | 課税所得の約10%+均等割(年5,000円ほど)。所得が低い場合は非課税(単身なら年収110万円以下) |
扶養なし・40歳未満・賞与なしの場合の目安です。
| 年収 | 手取り(年) | 手取り(月) | 手取り率 |
|---|---|---|---|
| 200万円 | 約163万円 | 約13.6万円 | 81.7% |
| 300万円 | 約240万円 | 約20.0万円 | 80.2% |
| 400万円 | 約317万円 | 約26.4万円 | 79.2% |
| 500万円 | 約390万円 | 約32.5万円 | 78.1% |
| 600万円 | 約462万円 | 約38.5万円 | 77.1% |
| 700万円 | 約531万円 | 約44.2万円 | 75.8% |
| 800万円 | 約594万円 | 約49.5万円 | 74.3% |
| 1,000万円 | 約726万円 | 約60.5万円 | 72.6% |
| 1,500万円 | 約1,023万円 | 約85.3万円 | 68.2% |
| 2,000万円 | 約1,299万円 | 約108.2万円 | 64.9% |
表を見ると、年収が上がるほど手取り率は下がっていくことが分かります。年収300万円なら80.2%が残りますが、1,000万円では72.6%、2,000万円では64.9%まで下がります。
実際、年収500万円の手取りは約390万円、その2倍の年収1,000万円でも手取りは約726万円。2倍の780万円には届きません。所得税が累進課税(所得が多いほど税率が上がるしくみ)だからです。
「昇進したのに思ったほど増えない」と感じるのは、この構造が理由です。逆に言えば年収を上げるより、支出を減らすほうが手元に残る額は素直に増えます(→固定費の見直し)。
扶養家族(配偶者や16歳以上の子など)がいると、所得税・住民税の控除が増えて手取りが上がります。年収500万円の場合の目安です。
| 扶養の人数 | 手取り | 扶養0人との差 |
|---|---|---|
| 0人 | 約390.3万円 | — |
| 1人 | 約396.5万円 | +62,400円 |
| 2人 | 約401.8万円 | +114,800円 |
| 3人 | 約407.0万円 | +167,200円 |
1人あたり年6万円ほど手取りが増える計算です。16歳未満の子は児童手当があるため扶養控除の対象外(住民税の非課税判定には人数として含みます)である点に注意してください。
意外と知られていないのが介護保険料です。40歳から64歳までは、健康保険料に介護保険料が上乗せされます。手続きは不要で自動的に始まるため、「4月でもないのに急に手取りが減った」と気づく方が多いところです。
| 年収 | 40歳未満 | 40歳以上 | 差(年) |
|---|---|---|---|
| 300万円 | 約240.5万円 | 約238.4万円 | −20,250円 |
| 500万円 | 約390.3万円 | 約387.1万円 | −31,650円 |
| 700万円 | 約530.8万円 | 約526.9万円 | −38,550円 |
| 1,000万円 | 約726.5万円 | 約720.9万円 | −55,500円 |
「ボーナスは税金が高い」と言われますが、年収の合計が同じなら手取りもほぼ同じです。月給50万円で賞与なしの人も、月給40万円+賞与120万円の人も、年収600万円なら手取りは約462万円で変わりません。
ボーナスから引かれる額が大きく見えるのは、月給と違って社会保険料と所得税がまとめて引かれるためです。損をしているわけではありません(→ボーナスの手取りシミュレーター)。
2025年(令和7年)の改正で、給与所得控除の最低額が55万円→65万円に、所得税の基礎控除も所得に応じて引き上げられました(年収が低い人ほど手取りが増えやすい改正です)。このツールは改正後の金額で計算しています。
また住民税の非課税限度額にも対応しています。扶養なしなら給与収入110万円以下は住民税が0円(所得割・均等割とも非課税)になります(→住民税が非課税になるのはいくらから?)。
出典:国税庁(令和7年度税制改正・基礎控除の見直し等) / 協会けんぽ(令和7年度 保険料率)
一般に年収の75〜85%程度が目安です。年収が高いほど税・社会保険料の割合が増え、手取りの割合は下がる傾向があります。本ツールは会社員(協会けんぽ加入)を前提とした概算です。
主に「所得税」「住民税」「社会保険料(健康保険・厚生年金・雇用保険)」です。多くの場合、社会保険料がもっとも大きな割合を占めます。
はい。賞与からも所得税と社会保険料が引かれます。本ツールは賞与込みの年収ベースで年間の手取りを概算します。
はい。令和7年分からの基礎控除・給与所得控除の見直しを反映しています。ただし扶養や各種控除により実際の手取りは変わります。
扶養なし・40歳未満の場合、手取りは約726万円(月約60.5万円)です。手取り率は72.6%。年収500万円の手取りは約390万円なので、年収が2倍になっても手取りは2倍(780万円)には届きません。所得税が累進課税だからです。
増えます。年収500万円の場合、扶養が1人増えるごとに手取りは年6万円ほど増えます(0人で約390万円、3人で約407万円)。ただし16歳未満の子は児童手当があるため扶養控除の対象外です。
40歳から64歳までは健康保険料に介護保険料が上乗せされるためです。手続きは不要で自動的に始まります。年収500万円なら年3万円ほど、年収1,000万円なら年5.5万円ほど手取りが減ります。
情報更新日:2026年6月|計算の根拠・参照元について