ボーナスの手取りはいくら?額面の何割?引かれるものを解説

更新:2026年7月 ・ 読了目安 約3分

ボーナスは額面そのままはもらえません。手取りはおおむね額面の75〜85%。何が引かれて、なぜ住民税は引かれないのか、所得税はどう決まるのかを整理します。

📑 この記事でわかること
  1. ボーナスから引かれる4つ
  2. 住民税は「引かれない」
  3. 所得税の決まり方(給与とちょっと違う)
  4. 手取りの目安(ざっくり)
  5. 手取りを増やすには
  6. わが家式:ボーナスは「最初から無いもの」として貯蓄へ
  7. よくある質問
額面50万円のボーナス、手取りは約40万円 手取り 約40万円(約80%) 社保 約7.3万 所得税 約2.6万 社会保険料(健康保険+厚生年金+雇用保険)=額面の約15%。残りに所得税。 住民税はボーナスからは引かれません(毎月の給与で徴収されるため)

ボーナスから引かれる4つ

給与と同じく、ボーナス(賞与)からも次のものが引かれます。

  1. 健康保険料
  2. 厚生年金保険料
  3. 雇用保険料
  4. 所得税(源泉徴収)

このうち①〜③の社会保険料は、合計で額面のおよそ15%前後(健康保険は協会けんぽや組合、年齢で変わります)。残りに所得税がかかります。

住民税は「引かれない」

意外に思われますが、ボーナスから住民税は引かれません。住民税は前年の所得をもとに計算され、毎月の給与から1年かけて天引きされる仕組みだからです(ボーナスは住民税の対象だが、徴収は給与で行う)。なので「賞与明細に住民税が無い」のは正常です。

所得税の決まり方(給与とちょっと違う)

ボーナスの源泉所得税は、「前月の給与(社会保険料を引いた後)」と扶養人数から税率(賞与の源泉徴収税率)が決まる独特の方式です。最終的には年末調整で、1年分まとめて精算されます。

手取りの目安(ざっくり)

額面手取りの目安
30万円約24〜25万円
50万円約40〜42万円
100万円約78〜83万円

社会保険料率や扶養の人数で前後します。年収ベースの正確な手取りは、下のツールで確認できます。

年収からの手取り(社保・税の中身)を計算

年収の手取りシミュレーターで計算する →

手取りを増やすには

引かれるもの自体は変えにくいですが、ふるさと納税・iDeCo・医療費控除などで、結果的に手取り(戻り)を増やせます(→お金の基本方針)。

わが家式:ボーナスは「最初から無いもの」として貯蓄へ

手取りの話とあわせてお伝えしたい、わが家のルールです。毎月の生活は「基本給の手取り」だけで回し、ボーナスと残業代は最初から無いものとして、まるごと貯蓄・NISAへ回します。

理由は、ボーナスは会社の業績で大きく増減するから。ここに生活を合わせると、支給が下がった年に家計が一気に苦しくなります。ボーナス払い前提のローンやリボは組まない——これだけで家計はぐっと安定します。年2回のボーナスをそのまま貯蓄に回せば、それが教育費や住宅資金の土台になります(→手取りの何割を貯金する?)。

よくある質問

Q. なぜ賞与明細に住民税が無いの?

住民税は前年の所得で決まり、毎月の給与から1年かけて天引きされる仕組みだからです。ボーナスも住民税の計算対象には含まれますが、徴収は給与でまとめて行うため、賞与明細には出てきません。正常な状態です(→住民税はいくら?)。

Q. ボーナスが2回ある年の手取り率は?

夏・冬どちらも「額面の約8割」が目安です。ただし社会保険料には年間の上限(標準賞与額の上限)があるため、賞与がとても大きい人は、上限を超えた分の保険料はかかりません。

Q. 退職する年のボーナスは注意点ある?

退職後にかかる住民税は「前年の所得(=ボーナス含む)」で計算され、翌年に自分で納めることになります。ボーナスを使い切らず、翌年の住民税分を取り分けておくと安心です。

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情報更新日:2026年6月|このサイトについて・免責|ツールの埋め込み。本記事は一般的な説明です。社会保険料率は年度・加入する健康保険・年齢により異なり、所得税は年末調整で精算されます。正確な金額は給与明細・勤務先・お住まいの自治体でご確認ください。