2026年(令和8年分)の制度で計算

所得税は、
年収からいくら?

年収を入れるだけ。1年間の所得税と、給与所得控除・基礎控除などの内訳を計算します。

1給与収入(年収・額面)

500 万円
0円2,000万円

社会保険料が引かれる前の額面の年収(源泉徴収票の「支払金額」)です。ボーナスも含めた1年分を入れてください。

2扶養している家族の人数

0 人
0人5人

16歳以上の子どもや親など、税の扶養に入れている人数です(配偶者は次の項目で数えるので、ここには入れません)。

3配偶者・年齢・iDeCo

配偶者の合計所得が62万円以下(給与だけなら年収136万円以下)のときに対象になります(2026年分)。

介護保険料が加わるぶん社会保険料控除が増え、所得税はわずかに下がります。

0 円/年
0円81.6万円

iDeCo・小規模企業共済などの掛金(年額)。全額が所得控除になります。入れていなければ0のままでOKです。

1年間の所得税(復興特別所得税こみ)

0 円

月あたり約 0 円が給与から引かれます

所得税額速算表で計算した本体部分0 円
復興特別所得税所得税額の2.1%(2037年まで)0 円
月あたり12か月で割った目安0 円
課税所得に対する税率0%
年収に対する割合0%

課税所得になるまでの内訳

給与収入(額面)0 円
給与所得控除会社員の必要経費にあたる分0 円
給与所得0 円
社会保険料控除健康保険・厚生年金・雇用保険0 円
小規模企業共済等掛金控除iDeCoなど0 円
基礎控除所得に応じて62〜104万円0 円
配偶者控除0 円
扶養控除1人あたり38万円0 円
課税所得ここに税率をかけます0 円
⚠️ この金額は概算です。生命保険料控除・地震保険料控除・医療費控除・住宅ローン控除などは含んでいません。正確な金額は、源泉徴収票・確定申告書、または税務署・税理士にご確認ください。

所得税は「年収 × 税率」ではない

所得税でいちばん誤解されるのがここです。税率は年収にかかるのではなく、年収からいくつもの控除を引いたあとの「課税所得」 にかかります。だから年収500万円の人の税率は20%ではなく、実際には5%です(2026年分・独身の場合)。

計算の流れは4段階です。

年収別の所得税(早見表)

独身・扶養なし・40歳未満の会社員、iDeCoなしの場合の目安です(2026年分=令和8年分・復興特別所得税こみ)。

年収所得税(年)月あたり
300万円27,500円2,292円
400万円57,700円4,808円
500万円91,100円7,592円
600万円149,300円12,442円
700万円278,400円23,200円
800万円436,000円36,333円
900万円628,800円52,400円
1,000万円821,800円68,483円

※2025年分(令和7年分)の制度で計算すると、年収300万円は35,600円、500万円は119,400円、1,000万円は829,900円でした。

年収が2倍になると所得税は何倍にもなります。これは税率が段階的に上がる累進課税だからです。住民税が一律10%なのとは大きく違うところです。

所得税の速算表

課税所得がどの区分に入るかで税率が決まります。区分をまたいだ部分だけに高い税率がかかる仕組みで、「区分をまたいだ瞬間に全体が高い税率になる」わけではありません。

課税所得税率控除額
195万円未満5%0円
195万〜330万円10%97,500円
330万〜695万円20%427,500円
695万〜900万円23%636,000円
900万〜1,800万円33%1,536,000円
1,800万〜4,000万円40%2,796,000円
4,000万円以上45%4,796,000円

2026年分(令和8年分)の改正で、控除がさらに増えました

令和8年度の税制改正で、2026年分(令和8年分)の所得税から、給与所得控除の最低額が65万円から74万円に、基礎控除が最高104万円に引き上げられました。2026年1月からの1年分すべてに使われます。このツールは改正後の金額で計算しています。

ただし、毎月の給与から天引きされる所得税は、2026年11月分まで改正前のままです。差額は12月の年末調整で精算され、多くの人は払いすぎた分が戻ります(年末調整を受けない人は確定申告で精算します)。

年収給与所得控除
220万円以下74万円
220万〜360万円年収×30%+8万円
360万〜660万円年収×20%+44万円
660万〜850万円年収×10%+110万円
850万円超195万円(上限)

※74万円のうち5万円は2026年分・2027年分だけの上乗せです。年収69.1万〜220万円未満の給与所得は国税庁の「給与所得の特例の表」(年収−74万円。219.1万円以上は3段階の決まった額)、年収220万〜660万円未満は4,000円ごとの区切りで決まります。このツールは国税庁が示す計算式どおりに計算しています。

基礎控除は、2026年分・2027年分(令和8年分・令和9年分)にかぎって次のように上乗せされています。2028年分(令和10年分)からは、合計所得132万円以下の人は99万円、それを超える人は62万円になると定められています(合計所得2,350万円を超える部分は変わりません)。

合計所得金額(給与だけの場合の年収)基礎控除
489万円以下(665万5,556円以下)104万円
489万〜655万円(〜850万円)67万円
655万〜2,350万円(〜2,545万円)62万円
いわゆる「103万円の壁」は、2026年分から「178万円の壁」になりました(2025年分は160万円)。給与所得控除74万円+基礎控除104万円=178万円までは、所得税がかからない計算になるためです(会社の社会保険に入っている人はさらに社会保険料控除が加わるので、この試算では年収208万円あたりまで所得税0円になります)。

扶養が1人増えると、いくら下がる?

扶養控除は所得税では1人あたり38万円。年収500万円(2026年分は税率5%)の場合の実際の差は次のとおりです。

扶養の人数所得税(年)月あたり
0人91,100円7,592円
1人71,700円5,975円
2人52,300円4,358円
3人32,900円2,742円

1人増えるごとに約19,400円(38万円×税率5%×102.1%)ずつ下がります。税率10%以上の区分にいる人はもっと大きく下がり、控除によって税率の境目をまたぐと、下がり方が大きくなります。

所得税を下げる方法

所得税と住民税は、引かれ方が違う

所得税はその年の給与から毎月概算で天引きされ、12月の年末調整で精算されます。一方の住民税は前年の所得をもとに計算され、翌年6月から引かれ始めます。同じ「税金」でも1年ずれるので、退職や転職のときに混乱しやすいところです(→住民税シミュレーター)。

所得税・住民税・社会保険料をすべて引いたあと、実際に手元に残る金額は年収の手取りシミュレーターで確認できます。

参考:国税庁「令和8年分 年末調整のしかた」(基礎控除・給与所得控除・給与所得の特例の表)/同「電子計算機等による年末調整」/タックスアンサー No.1410(給与所得控除)/No.1199(基礎控除)/No.2260(所得税の税率)/No.1191(配偶者控除)/No.1180(扶養控除)/No.2260ほか復興特別所得税の解説。

本ツールは会社員(給与収入のみ)を前提に、2026年分(令和8年分)の制度(令和8年度税制改正後の給与所得控除・基礎控除)をもとにした概算です。毎月の給与から天引きされる所得税は2026年11月分まで改正前の税額表で計算されているため、実際の天引き額はこの金額より多く、差額は12月の年末調整で精算されます。社会保険料は協会けんぽ東京・令和8年度の料率(子ども・子育て支援金0.23%を含む)から自動計算しているため、実際の控除額とは差が出ます。生命保険料控除(23歳未満の扶養親族がいる場合の2026年分の上乗せを含む)・地震保険料控除・医療費控除・住宅ローン控除・特定扶養親族や老人扶養親族の割増・特定親族特別控除・所得金額調整控除などは反映していません。給与所得は国税庁「電子計算機等による年末調整」(令和8年分)の計算式(給与所得の特例の表・4,000円刻みを含む)で計算しています。正確な金額は、源泉徴収票や確定申告書、または税務署・税理士にご確認ください。

情報更新日:2026年10月|計算の根拠・参照元について