教育費はいくらかかる?幼稚園から大学までの総額の目安

更新:2026年7月 ・ 読了目安 約4分

子ども1人を育てるのにかかる教育費は、進路によって大きく変わります。幼稚園から高校まで、すべて公立なら約596万円、すべて私立だと約1,976万円(文科省2023年度)。これに大学が加わり、進路次第で総額は840万〜2,400万円超に。目安と、準備の考え方を整理します。

📑 この記事でわかること
  1. 段階別・教育費の目安(1人あたり)
  2. いちばんの山場は「大学費用」
  3. 準備の考え方:ゴールは「18歳までに大学費用」
  4. わが家式:児童手当は「全額」大学費用へ
  5. 忘れずに:使える公的支援
  6. まとめ
  7. よくある質問
  8. まとめ
進路別・教育費の総額(幼稚園〜大学卒業) オール公立+国公立大 約840万円 高校まで公立+私立大(文系) 約1,010万円 オール私立+私立大(理系) 約2,450万円
同じ子でも、進路の組み合わせで総額は約3倍変わります

段階別・教育費の目安(1人あたり)

段階公立私立
幼稚園(3年)約56万円約104万円
小学校(6年)約202万円約1,097万円
中学校(3年)約163万円約468万円
高校(3年)約175万円約307万円
幼〜高の合計約596万円約1,976万円

学校教育費・給食費・学校外活動費(塾・習い事など)を含む目安(文部科学省「令和5年度 子供の学習費調査」ベース)。小学校の公立→私立で約5.4倍と、私立の差がとくに大きいのが特徴です。

いちばんの山場は「大学費用」

進路4年間の目安(入学金+授業料)
国公立大学約240万円
私立大学(文系)約410万円
私立大学(理系)約470万円

下宿・一人暮らしの場合は、これに仕送りや家賃が年100万円前後上乗せされることもあります。大学費用は短期間に大きなお金が必要になるため、18歳までに計画的に準備するのが王道です。

準備の考え方:ゴールは「18歳までに大学費用」

幼稚園〜高校の費用は、その時々の家計(毎月の収入)からまかなうのが基本。計画的に貯めるべきは、短期間に大きなお金が必要になる「大学費用」です。目標額を18年で割って、毎月の積立に分解してみましょう。

目標(大学費用)18年で貯めるなら 毎月
国公立大 約240万円約1.1万円
私立文系 約410万円約1.9万円
私立理系 約470万円約2.2万円

わが家式:児童手当は「全額」大学費用へ

じつは、児童手当をまるごと貯めるだけで、1人あたり約230万円(第1子・第2子)。これは国公立大の費用にほぼ届き、私立文系でも半分以上をカバーできます。児童手当の振込先を貯蓄用口座にして「最初から無いもの」にしておけば、自動で土台ができます(→児童手当はいくら?)。

残りを、生活防衛資金を確保したうえでNISAで長期・積立していくのがわが家の考え方です。教育費と老後資金は同時進行になりがちなので、無理のない額で(→教育資金シミュレーター)。

「学資保険」は必須ではありません。わが家は「貯蓄はNISA・預金、保障は掛け捨て」で分けて考えています(→学資保険はいらない?)。

忘れずに:使える公的支援

「全額を自分で貯めなければ」と気負わず、支援制度も前提に計画すると気がラクになります。

わが子の教育費はいくら必要?

教育費シミュレーターで計算 →

まとめ

よくある質問

Q. 塾や習い事の費用も入っている?

はい。上の目安は学校外活動費(塾・習い事など)も含みます。中学受験をするなど塾代が多いと、公立でもこの目安を上回ることがあります。

Q. 大学は仕送りも必要?

自宅外通学(下宿)だと、家賃・生活費の仕送りが年100万円前後上乗せされることがあります。学費とは別に見込んでおきましょう。

Q. 2人目以降はどう考える?

単純に2倍ですが、教育費のピーク(大学)が重なると家計への負担が大きくなります。子どもの年齢差も踏まえ、早めに積立を始めるほど毎月の負担は軽くなります。

まとめ

ほかの関連:学資保険はいらない?通信教育はいくら?つみたてNISAシミュレーター高校無償化はいくら?コラム一覧へ

情報更新日:2026年7月|計算の根拠・参照元について。本記事は一般的な説明です。参照:文部科学省「子供の学習費調査」/各大学の学費(一般的な水準)。金額・要件は加入保険やお住まいの自治体・最新の公式情報でご確認ください。