諸費用込みで損得がわかる

住宅ローンの借り換え、
いくら安くなる?

残高・残り期間・金利を動かすだけ。諸費用を払っても得かどうか、月々の変化と回収期間まで分かります。

1いまのローン残高

2,500万円
300万円8,000万円

※ 年末残高証明書や、ネットバンキングの残高で確認できます。

2残りの返済期間

25
1年35年

3いまの金利(年率)

1.50%
0.2%4%

4借り換え後の金利(年率)

0.70%
0.2%4%

※ 借り換え先の候補の金利。ネット銀行の変動金利や、固定への乗り換えなど比べたい金利を入れてください。

5借り換えの諸費用

700,000
0円200万円

※ 目安は残高の2〜3%。事務手数料・保証料・登記費用・印紙代など。

借り換えると、諸費用を払っても

0 円おトク

このまま返した総額いまの金利 × 残り期間0 円
借り換え後の総額新しい金利 × 残り期間 + 諸費用0 円
月々の返済の変化0 円
諸費用の回収月々の差額で諸費用を取り戻すまで
💡 借り換えは「金利差・残高・残り期間」の3つで効き目が決まります。迷ったら複数の銀行をまとめて比較するのが早道です。

この計算ツールは、ブログや記事に無料で貼りつけられます。

借り換えの基本

住宅ローンの借り換えは、いまのローンを別の銀行の低い金利のローンで組み直すこと。残りの利息をまるごと安い金利で払い直すイメージです。効き目は「金利差 × 残高 × 残り期間」で決まるので、残高が大きく・残り期間が長い人ほど得しやすくなります。

従来の「得しやすい3つの目安」

項目目安
金利差1%以上(最近は0.3〜0.5%でも得なケースあり)
ローン残高1,000万円以上
残り期間10年以上

3つそろわなくても、諸費用を入れて計算すればプラスになることはあります。上のシミュレーターで「諸費用込みの差」がプラスになるかを見るのがいちばん確実です。

金利差でどれだけ変わる?

残高2,000万円・残り25年・諸費用60万円で借り換えた場合の目安です。

金利月々の差諸費用込みの得諸費用の回収
1.5% → 1.2%2,789円約24万円216か月
1.5% → 1.0%4,613円約78万円131か月
1.5% → 0.8%6,410円約132万円94か月
2.0% → 0.8%11,193円約276万円54か月

金利差0.3%でも諸費用を払ってなお約24万円のプラス。ただし諸費用を取り戻すのに216か月(18年)かかるので、途中で売却や完済をする予定があるなら要注意です。金利差0.7%あれば回収は8年ほどに縮まります。

残高が大きいほど得しやすい

金利1.5%→0.8%・残り25年・諸費用60万円の場合です。

ローン残高月々の差諸費用込みの得諸費用の回収
1,000万円3,205円約36万円188か月
1,500万円4,807円約84万円125か月
2,000万円6,410円約132万円94か月
3,000万円9,614円約228万円63か月

諸費用(60万円)は残高が違ってもほぼ同じだけかかるため、残高が大きいほど元が取りやすいという構造です。

⚠️ 残り期間が短いと、逆に損をする

ここがいちばん見落とされるポイントです。残高2,000万円・金利1.5%→0.8%で、残り期間だけを変えてみます。

残り期間月々の差諸費用込みの得
5年6,042円−約24万円
10年6,105円+約13万円
15年6,200円+約52万円
25年6,410円+約132万円

残り5年だと、月々は6,042円下がるのに、諸費用を入れると約24万円のマイナスになります。「毎月の返済が下がった」だけで判断すると損をする典型例です。必ず諸費用込みの総額で見てください(このツールはその計算をしています)。

諸費用の内訳

借り換えには一般的に30〜80万円ほどの費用がかかります。内訳はおおよそ次のとおりです。

一方、いまのローンで保証料を一括で払っていた場合は、残り期間に応じて戻ってきます(数十万円になることも)。これは得の側に働くので、見積もりのときに必ず確認してください。

見落としがちな注意点

団信に入り直しになるため、健康状態によっては審査に通らないことがあります。②いまのローンで保証料を一括で払っていた場合、戻ってくる分があります(その分お得側に働く)。③固定→変動に換える場合は、将来の金利上昇リスクを自分で引き受けることになります(→変動・固定の違い)。

また住宅ローン控除を受けている方は注意が必要です。借り換えても控除は続きますが、控除期間は当初のローンの入居年から数えるので延びません。また借換後の残高が当初残高を上回ると、控除額の計算が調整されます。

審査ではいまの年収・勤続年数・健康状態が改めて見られます。借りたときより収入が下がっていたり、転職直後だったりすると通らないこともあります。

本ツールは元利均等返済・残り期間そのままと仮定した概算です。実際の損得は適用金利・諸費用・保証料の戻り・団信・金利タイプで変わります。正確な金額は各金融機関の見積もりでご確認ください。

よくある質問

Q. 住宅ローンの借り換えで得しやすいのはどんな人ですか?

従来の目安は「金利差1%以上・ローン残高1,000万円以上・残り期間10年以上」の3つがそろう場合です。ただし最近は諸費用を含めても金利差0.3〜0.5%で得になるケースもあるため、実際の数字でシミュレーションして確かめるのが確実です。

Q. 借り換えの諸費用はいくらかかりますか?

目安はローン残高の2〜3%です。内訳は事務手数料(残高の2.2%型や定額型)、保証料、抵当権の抹消・設定の登記費用、印紙代など。残高2,500万円なら50〜75万円程度が目安です。

Q. 総返済額が減れば必ず得ですか?

おおむねそうですが、注意点もあります。借り換えでは団体信用生命保険(団信)に入り直すため健康状態によっては通らないこと、保障内容が変わること、変動金利へ換える場合は将来の金利上昇リスクを引き受けることは考慮が必要です。

Q. 残り期間が短くても借り換えは得ですか?

損になることがあります。残高2,000万円・金利1.5%→0.8%の場合、残り25年なら諸費用込みで約132万円のプラスですが、残り5年だと月々は6,042円下がるのに諸費用を入れると約24万円のマイナスです。毎月の返済額が下がったかどうかではなく、必ず諸費用込みの総額で判断してください。

Q. 金利差はどれくらいあれば得になりますか?

残高2,000万円・残り25年・諸費用60万円なら、金利差0.3%(1.5%→1.2%)でも約24万円のプラスになります。ただし諸費用を取り戻すのに216か月(18年)かかるため、途中で売却や完済の予定があるなら注意が必要です。金利差0.7%あれば回収は8年ほどに縮まります。

Q. 住宅ローン控除は借り換えても続きますか?

続きます。ただし控除期間は当初のローンの入居年から数えるため延びません。また借換後の残高が当初の残高を上回る場合は、控除額の計算が調整されます。

Q. このツールの計算は正確ですか?

元利均等返済で「残り期間そのまま・金利だけ変わる」と仮定した概算です。実際は残り期間の変更、保証料の戻り、金利タイプ、団信の差などで変わります。正確な金額は金融機関の見積もりでご確認ください。

情報更新日:2026年7月|計算の根拠・参照元について