住宅ローンの借り換えはいつ得?目安は「金利差・残高・残り期間」の3つ

更新:2026年7月 ・ 読了目安 約3分

住宅ローンの借り換えは、今より低い金利のローンに乗り換えて、総返済額を減らす方法。得するかどうかは、ざっくり「金利差・ローン残高・残りの返済期間」の3つで見当がつきます。ただし諸費用がかかるので、そこを上回る効果があるかがカギ。順番に整理します。

📑 この記事でわかること
  1. 借り換えで得しやすい「3つの目安」
  2. 見落としがちな「諸費用」
  3. 変動に換える? 固定に換える?
  4. 自分のケースは「比較して試算」が早い
  5. よくある質問
  6. まとめ
借り換えでどれだけ減る? 例:残高2,500万円・残り25年 1.5%のまま 残り総返済 約3,000万円 0.7%に借換 残り総返済 約2,726万円 差は 約274万円の軽減。諸費用(数十万)を引いても十分おトク。

借り換えで得しやすい「3つの目安」

昔からよく言われる、得しやすい目安はこの3つです。

項目目安
金利差今のローンと0.5〜1%以上下がる
ローン残高1,000万円以上残っている
残りの返済期間10年以上残っている

理由はシンプルで、金利差が大きく・残高が多く・残り期間が長いほど、減らせる利息が大きくなるから。逆に、残高が少ない・あと数年で完済、という場合は、後述の諸費用に負けて借り換えのうまみが小さくなります。

これはあくまで「目安」。近年は金利差が小さくても残高が大きければ得することもあり、最終的には諸費用込みのシミュレーションで判断するのが確実です。

見落としがちな「諸費用」

借り換えには、新しいローンを組み直すための費用がかかります。主なものは次の通りで、合計で数十万円になることもあります。

判断の式はとてもシンプルです。

借り換えで減る利息 > 諸費用 なら基本「得」

変動に換える? 固定に換える?

借り換え先の金利タイプも考えどころです。

変動に換えるなら、上昇したときに返せる繰上返済の余力を持っておくと安心です(金利タイプの違いはこちらの記事で詳しく)。

自分のケースは「比較して試算」が早い

借り換えで実際にいくら得するかは、今の残高・金利・残り期間と、乗り換え先の金利・諸費用しだいで変わります。借入先によって金利も手数料も違うので、複数社をまとめて無料で比較して、自分のケースで試算するのがいちばんの近道です。

よくある質問

Q. 借り換えの手続きはどれくらい大変?

新規にローンを組むのと同じで、審査・書類提出・登記のやり直しが必要です。目安は申し込みから1〜2か月。手間はかかりますが、総返済が数百万円下がるなら、やる価値は十分あります。

Q. 団信は入り直しになる?健康状態が不安…

借り換え先の団信に入り直しになります。健康状態によっては加入できず借り換えできないことも。持病が出る前の健康なうちに検討するのがポイントです(→団信と生命保険)。

Q. 同じ銀行で金利だけ下げてもらえない?

「金利引き下げ交渉」に応じてくれる銀行もあります。他社の借り換え見積もりを持って相談すると、諸費用をかけずに金利が下がることも。まず今の銀行に聞いてみる価値はあります。

Q. 住宅ローン控除への影響は?

借り換え自体で控除が使えなくなることは基本ありませんが、返済期間が10年未満になる借り換えは対象外になるなど条件に注意。控除期間中は、控除と利息削減のバランスも見て判断を(→住宅ローン控除はいくら戻る?)。

借り換え後の返済額・総返済額を試算

住宅ローン返済シミュレーターで計算する →

まとめ

ほかの関連:固定と変動どっち?わが家のお金の基本方針変動金利が上がったら?コラム一覧へ

情報更新日:2026年7月|このサイトについて・免責|ツールの埋め込み。本記事は運営者個人の一つの考え方を述べた一般的な情報で、特定の金融商品を勧めるものではありません。借り換えの損得は金利・残高・諸費用などで変わり、団体信用生命保険の条件変更などの注意点もあります。適用金利・手数料・諸費用は各金融機関でご確認ください。