住宅ローンの金利、固定と変動どっち?違いと選び方をわかりやすく解説

更新:2026年7月 ・ 読了目安 約3分

住宅ローン選びでいちばん迷うのが金利タイプ。大きく「変動金利」「固定期間選択型」「全期間固定」の3つがあります。ざっくり言うと、変動は当初が安いが将来上がるかもしれない固定は少し高いが返済額がずっと一定で安心。それぞれの特徴と選び方を整理します。

📑 この記事でわかること
  1. 3つの金利タイプの違い
  2. どっちが向いている?
  3. 繰上返済で利息はぐっと減る
  4. 金利が上がると、返済額はいくら増える?
  5. よくある質問
  6. まとめ
変動と固定、どれくらい違う? 例:3,000万円・35年・元利均等で借りた場合 変動0.5% 月々 約7.8万円 / 総返済 約3,271万円 固定1.8% 月々 約9.6万円 / 総返済 約4,046万円 差は総返済で約775万円。ただし変動は金利が上がると増えるリスク付き。 「安さ」と「安心」はトレードオフ。金利が上がった場合も試算しておくのが安全です。

3つの金利タイプの違い

タイプ特徴
変動金利当初の金利がいちばん低い。ただし市場金利に応じて見直され、将来上がると返済額も増える可能性がある。
固定期間選択型「最初の10年だけ固定」など、一定期間だけ金利を固定。期間終了後はその時点の金利で変動などに切り替わる。
全期間固定
(フラット35など)
完済まで金利が変わらない。返済額がずっと一定で計画が立てやすいが、当初の金利は高めになりやすい。

どっちが向いている?

変動金利が向いている人

固定金利が向いている人

「当初が安いから変動」と決める前に、金利が1〜2%上がったら返済額がいくらになるかも試算しておくと安心です。変動を選ぶなら、上昇に備えて繰上返済の余力を持っておくのがおすすめです。

繰上返済で利息はぐっと減る

金利タイプと合わせて知っておきたいのが繰上返済。早い時期にまとまった額を返すほど、その後の利息を大きく減らせます。「期間短縮型」なら完済が早まり利息減の効果が大きく、「返済額軽減型」なら毎月の負担が軽くなります。

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金利が上がると、返済額はいくら増える?

変動を選ぶうえで必ず知っておきたいのがこれです。3,000万円・35年・当初0.5%で借りた場合、金利が上がると毎月の返済はこう変わります(残高が多い初期の目安)。

金利毎月の返済額の目安
0.5%(当初)約7.8万円
1.5%に上昇約9.2万円
2.5%に上昇約10.7万円

変動金利には「返済額の急変を抑えるルール(5年ルール・125%ルール)」がある商品もありますが、上昇分は先送りされるだけで消えるわけではありません。金利が2%上がっても払える家計かを、借りる前に確認しておきましょう。

よくある質問

Q. 今は変動と固定、どっちを選ぶ人が多い?

近年は当初金利の低い変動を選ぶ人が多数派です。ただし「多いから安心」ではなく、金利が上がったときに耐えられる家計かどうかが判断のカギ。借入額が大きく家計に余裕が少ないなら、固定で安心を買う選択も十分アリです。

Q. 途中で変動から固定に変えられる?

多くの銀行で、変動から固定への切り替えは可能です(逆は制限があることも)。ただし切り替え時点の金利が適用されるため、金利が上がりきってからでは遅い点に注意。借り換えという手もあります(→借り換えはいつ得?)。

Q. 繰上返済は「期間短縮」と「返済額軽減」どっちが得?

利息を減らす効果が大きいのは期間短縮型。一方、毎月の負担を軽くしたいなら返済額軽減型。金利上昇に備えるなら、手元資金を厚めに持ちつつ余裕分で期間短縮、が無難です。

まとめ

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情報更新日:2026年6月|計算の根拠・参照元について。本記事は一般的な説明で、特定の金融商品を勧めるものではありません。参照:住宅金融支援機構「フラット35」/各金融機関の住宅ローン商品概要。適用金利・条件は各金融機関にご確認ください。