団信があれば生命保険は減らせる?住宅ローンと保険の重複を見直す
住宅ローンを組むとき、多くの人が「団信」に入ります。これは契約者が亡くなるとローン残債が0になる=実質「住宅ローン分の生命保険」。だぶって生命保険に入っていないか、家を買ったタイミングは保険を見直す絶好のチャンスです。
📑 この記事でわかること
団信(団体信用生命保険)とは
団信は、住宅ローンの契約者が死亡・高度障害になったとき、保険金で残りのローンが完済されるしくみです。多くの民間ローンでは加入が必須で、保険料は金利に含まれていることが一般的。これにより、万一のとき遺族は住居費(ローン)の心配がなくなります。
つまり「住宅ローン分の死亡保障」は確保済み
家を買う前に、「もしもの時の生活費+住居費」を見込んで生命保険(死亡保障)に多めに入っていた人は要注意。住居費の分は団信とだぶります。家を買って団信に入った時点で、その分の死亡保障は減らせる可能性が高いのです。保険の重複は、そのまま払い続けるとムダになります。
ただし「生活費・教育費」の分は別で必要
団信が消してくれるのは住宅ローンだけ。残された家族の食費・教育費などの生活費は、別途備えが必要です。ここは掛け捨ての収入保障保険で、必要な額だけ安く確保するのがわが家の考え方(→保険は3つだけ)。「団信で住居費、収入保障で生活費」と役割を分けると、ムダなく過不足なく備えられます。
団信の種類(手厚くするほど金利が上がる)
- 一般団信:死亡・高度障害をカバー(基本)
- 3大疾病・がん団信:がんや心疾患などでも残債0に。金利が上乗せされることが多い
- ワイド団信:持病があっても入りやすいが、金利上乗せ
手厚くするほどコスト(金利)が上がるので、必要性と上乗せ分を比べて選びます。
団信込みの返済額・総返済額を試算
住宅ローン返済シミュレーターで計算する →よくある質問
Q. 夫婦でローンを組む場合、団信はどうなる?
組み方で変わります。ペアローンは各自が自分のローン分の団信に入るので、片方に万一があってももう一方のローンは残ります。連帯債務+夫婦連生団信ならどちらかで残債0に。共働きで両方の収入を前提に組むなら、片方に何かあったときの残債をどうカバーするか、生命保険とあわせて設計しましょう。
Q. 賃貸の場合は団信がないから保険を厚く?
そのとおりで、賃貸は団信がないぶん家賃分も生命保険(収入保障)で見込む必要があります。持ち家+団信の人より、必要保障額はやや大きくなります(→生命保険はいくら必要?)。
Q. がん団信(金利上乗せ)は入るべき?
がんと診断されたら残債0、などの手厚い団信は安心ですが、金利0.1〜0.3%の上乗せは総返済で数十万〜百万円超になることも。すでにがん保険や貯蓄があるなら重複するので、必要性とコストを比べて。手厚くするほど固定費が増える点に注意です。
Q. 借り換えのときも団信は入り直し?
はい。借り換え時は新しいローンの団信に入り直します。健康状態によっては入れないこともあるので、借り換えを考えるなら健康なうちに(→借り換えはいつ得?)。
まとめ
- 団信=契約者死亡でローン残債が0=住宅ローン分の生命保険
- 家を買ったら、だぶった死亡保障を見直して減らす
- 生活費・教育費の分は収入保障保険で別に確保
- ペアローンは片方分しか消えない/3大疾病団信は金利上乗せ。必要性とコストで判断
情報更新日:2026年7月|このサイトについて・免責|ツールの埋め込み。本記事は運営者個人の一つの考え方で、特定の保険商品の加入・解約を勧めるものではありません。団信の補償内容・加入条件は金融機関や商品で異なります。保険の見直しは、必要な保障額を確認したうえで各保険会社・金融機関にご相談ください。