世帯年収・扶養人数・お子さんの年齢を選ぶだけ。0〜2歳児クラスの保育料の目安と、3〜5歳児クラスの無償化もまとめて確認できます。
共働きの場合は2人分を合算した額面年収。保育料は父母の所得を合わせた階層で決まります。
税法上の扶養家族の人数(配偶者控除対象の配偶者・16歳以上の子など)。
最年長のお子さんから数えて2人目は半額、3人目以降は0円になるのが一般的です。
保育料(月額・目安)
0〜2歳児クラスの保育料の目安です
入園の申込は多くの自治体で10〜12月。選考は先着順ではなく点数で決まります(→保活はいつから?申込スケジュールと点数のしくみ)。
認可保育所の保育料は、世帯(父母合算)の市区町村民税所得割額(税額控除前)に応じた階層区分で決まります。所得割額が高いほど階層が上がり、保育料も高くなる仕組みです。
4月〜8月分は前年度、9月〜翌年3月分は当年度の市民税額を使います。年度の途中で所得割額が確定し直すと、9月に保育料が切り替わります。
2019年10月の幼児教育・保育無償化により、3〜5歳児クラスの保育料は全国一律0円です。ただし、給食費のうち主食費・副食費は原則実費で、副食費(おかず代等)の目安は月4,500円程度。年収360万円未満相当の世帯や第3子以降は副食費も免除される場合があります。
| 階層 | 所得割額のめやす | 1人目 | 2人目 |
|---|---|---|---|
| 非課税世帯等 | - | 0円 | 0円 |
| D1〜D3 | 0〜4.86万円 | 約1.3〜1.6万円 | 約半額 |
| D6〜D9 | 7.2〜11.5万円 | 約2.4〜3.0万円 | 約半額 |
| D12〜D15 | 16.9〜33.3万円 | 約4.2〜4.9万円 | 約半額 |
| D18(最上位) | 39.7万円以上 | 約5.7万円 | 約2.8万円 |
上記は公表されている一自治体の水準を例にした全国的な目安です。実際の金額・階層の刻み方は自治体によって異なります(国の基準額から概ね2〜3割軽減している自治体が多い)。
階層区分だけ見てもピンとこないので、世帯年収から逆算してみます(扶養1人・標準時間の場合)。
| 世帯年収 | 階層 | 月額 | 年間 |
|---|---|---|---|
| 300万円 | D9 | 33,200円 | 398,400円 |
| 400万円 | D12 | 42,200円 | 506,400円 |
| 500万円 | D14 | 47,000円 | 564,000円 |
| 600万円 | D16 | 51,800円 | 621,600円 |
| 700万円以上 | D18 | 56,800円 | 681,600円 |
世帯年収700万円で最上位の階層に届き、そこから上は保育料が変わりません。年収900万円でも1,200万円でも月56,800円で頭打ちです。逆に言えば、年収が上がって保育料が増えるのは700万円まで。100万円ふえるごとに月4,800〜5,000円(年間約6万円)ずつ上がっていく計算になります。
0歳児クラスから預けた場合、有料なのは0〜2歳児クラスの最長3年間です。その総額がこちら。
| 世帯年収 | 月額 | 3年間の総額 |
|---|---|---|
| 400万円 | 42,200円 | 約152万円 |
| 600万円 | 51,800円 | 約186万円 |
| 700万円以上 | 56,800円 | 約204万円 |
3〜5歳児クラスは無償化されているので、保育園でお金がかかるのは最初の3年間だけ。ここを乗り切れば負担は一気に軽くなります(→教育費シミュレーター)。
3〜5歳児クラスは保育料0円ですが、副食費(おかず代)は実費で月4,500円ほど・年54,000円。3年間では約16万円になります。「無償化=完全に0円」ではない点に注意してください。ただし年収360万円未満相当の世帯・第3子以降・住民税非課税世帯は副食費も免除されます。
0歳から小学校就学前(年長クラス)までの間に通う兄姉がいる場合、最年長から数えて2人目は半額、3人目以降は0円になるのが一般的です。対象となる年齢の範囲や、ひとり親世帯等のさらなる軽減幅は自治体・階層によって異なります。
効果はかなり大きく、世帯年収600万円(扶養2人)のケースで比べるとこうなります。
| 何人目か | 月額 | 年間 |
|---|---|---|
| 1人目 | 49,400円 | 592,800円 |
| 2人目 | 24,700円 | 296,400円 |
| 3人目以降 | 0円 | 0円 |
2人目で年間およそ30万円、3人目なら年間59万円が軽くなる計算です。ただし数え方は「同時に通っている兄姉」が基準で、上の子が小学校に上がると下の子が1人目に戻る自治体が多い点に注意してください。年の差が開くほど軽減を受けにくくなります。
保育料のもとになる所得割額は、扶養控除を引いたあとの金額です。そのため扶養親族が多いほど階層が下がります(世帯年収600万円・0〜2歳・第1子の場合)。
| 扶養の人数 | 階層 | 月額 |
|---|---|---|
| 0人 | D17 | 54,200円 |
| 1人 | D16 | 51,800円 |
| 2人 | D15 | 49,400円 |
| 3人 | D14 | 47,000円 |
いちばん確実なのは、毎年5〜6月に届く住民税決定通知書の「市町村民税 所得割額」を父母それぞれ確認し、その合計をお住まいの自治体の保育料表に当てはめることです。自治体のサイトには階層区分表が必ず公表されています。
参考:こども家庭庁「子ども・子育て支援新制度」/各自治体公表の保育料表(階層区分・金額の一例として構成)/幼児教育・保育の無償化制度。
世帯(父母合算)の市区町村民税所得割額をもとにした階層区分で決まります。所得割額が高いほど階層が上がり、保育料も高くなります。0〜2歳児クラスが対象で、住民税非課税世帯は0円です。
2019年10月の幼児教育・保育無償化により、3〜5歳児クラスの保育料は全国一律で0円です。ただし給食費のうち副食費(おかず代等)は実費徴収される場合があります(非課税世帯等は副食費も免除)。
同時に保育園・幼稚園等に通うきょうだいがいる場合、最年長から2人目は半額、3人目以降は0円になるのが一般的です(対象年齢の範囲は自治体・階層により異なります)。
0〜2歳児クラス・第1子・扶養1人の場合で、階層D16・月51,800円(年間621,600円)が目安です。世帯年収300万円なら月33,200円、400万円なら月42,200円、500万円なら月47,000円が目安になります。ただし自治体ごとに軽減率が異なるため、実際の金額はお住まいの市区町村の保育料表でご確認ください。
世帯年収700万円で最上位の階層に届き、それより上は金額が変わりません(目安で月56,800円)。年収900万円でも1,200万円でも同じです。700万円までは年収が100万円ふえるごとに月4,800〜5,000円(年間約6万円)ずつ上がる計算になります。
0〜2歳児クラスの3年間で、世帯年収400万円なら約152万円、600万円なら約186万円、700万円以上なら約204万円が目安です。3〜5歳児クラスは無償化されているため、保育料がかかるのは最初の3年間だけです。ただし3〜5歳も副食費が月4,500円ほど(3年で約16万円)かかります。
下がりません。保育料のもとになるのは「税額控除前」の市町村民税所得割額のため、住宅ローン控除やふるさと納税で住民税額が減っても階層は変わりません。一方、iDeCoの掛金は所得控除なので所得割額そのものが減り、階層が下がることがあります。
保育料の金額・階層区分・軽減幅は自治体ごとに異なり、国の基準額から独自に軽減している市区町村がほとんどです。本ツールは公表資料の一例をもとにした全国的な目安であり、正確な金額はお住まいの市区町村の保育担当窓口にご確認ください。
情報更新日:2026年7月|計算の根拠・参照元について