消費電力と使用時間を入れると家電の電気代が、毎月の電気代と人数を入れると平均との差が分かります。
家電本体のラベルや取扱説明書の仕様に「消費電力 ◯W」と書かれています。機種や運転のしかたで大きく違うので、手元の家電の数字を入れてください(kWの表示なら×1,000でWになります)。
30分なら0.5、20分なら約0.3のように、0.1時間きざみで入れます。
1年の電気代は「1か月の電気代×12」で出しています。冬だけ・夏だけ使う家電は、使う月数で考えてください。
検針票(電気ご使用量のお知らせ)や、電力会社のWeb明細に載っている1か月分の請求額か使用量(kWh)です。使用量で入れたときは、下の単価を掛けて電気代の目安にします。
総務省「家計調査」2025年の、同じ人数の世帯の電気代(1か月平均)と比べます。
初期値の31円は、家電のカタログなどで使われる全国一律の目安単価(家電公取協・2022年7月22日改定)です。自分の単価が分かれば入れ替えてください。
この家電の電気代(1か月)
電気代の目安
使う電気の量(kWh)
平均との差
1か月で比べる
1年に直すと(1か月 × 12)
使用量の目安(kWh)
家電1台の電気代は、次の式で出せます。消費電力をkW(キロワット)に直して使った時間を掛けると、使った電気の量(kWh)になり、それに1kWhあたりの単価を掛けます。
電気代(円)= 消費電力(W)÷ 1,000 × 使用時間(時間)× 単価(円/kWh)
たとえば1,000Wの家電を1時間使うと1kWhなので、単価31円なら31円。1日2時間・月30日使えば、1か月1,860円、1年22,320円が目安です。
家電の種類ではなく、消費電力(W)で並べた目安です。同じ種類の家電でも、機種や使い方で消費電力は大きく違います。
| 消費電力 | 1時間あたり | 1日2時間×30日1か月 |
|---|---|---|
| 100W | 3.1円 | 186円 |
| 500W | 15.5円 | 930円 |
| 1,000W | 31円 | 1,860円 |
| 1,200W | 37.2円 | 2,232円 |
家電のカタログなどに載っている電気代は、公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会(家電公取協)が定める目安単価で計算されています。家電公取協によると、電力料金は契約している小売電気事業者によって違うため、全小売電気事業者の販売電力量・販売額の集計値などをもとに目安を出しており、現在の値は2022年(令和4年)7月22日に改定された31円/kWh(税込)です。
実際の単価は、契約している会社・料金プラン・使用量で変わります。検針票や明細から自分の単価が分かるなら、上の「1kWhあたりの単価」を入れ替えると、自分の契約に近い金額になります。
総務省「家計調査(家計収支編)」の2025年の結果では、1世帯あたりの電気代(1か月平均)は次のとおりです。
| 世帯の人数 | 1か月の平均 | 1年に直すと×12 |
|---|---|---|
| 1人(単身世帯) | 7,337円 | 88,044円 |
| 2人 | 12,144円 | 145,728円 |
| 3人 | 13,915円 | 166,980円 |
| 4人 | 13,928円 | 167,136円 |
| 5人 | 15,665円 | 187,980円 |
| 6人以上 | 17,322円 | 207,864円 |
2人以上は「二人以上の世帯」の世帯人員別の表(第4表)、1人は「単身世帯」の表(第1表)の値です。二人以上の世帯全体の平均は13,218円でした。生活費全体の中での位置づけは、一人暮らしの生活費は月いくら?・二人暮らしの生活費でまとめています。ガス代・水道代も含めた光熱費全体の平均は光熱費の平均は?(人数別)にまとめています。
この平均は1年をならした額です。二人以上の世帯の平均で見ると、2025年は3月が16,559円でいちばん高く、6月が10,709円でいちばん低い月でした。冬や夏の1か月分だけを平均と比べると、高めに見えることがあります。ツールの「平均と比べる」では、同じ人数の世帯の2025年の月ごとの幅もあわせて表示します(単身世帯は家計調査の月ごとの結果がない〈四半期ごとの公表〉ため、年平均とだけ比べます)。
また2025年は、国の電気・ガス料金の支援で使用量に応じて値引きされた月(2025年7〜9月使用分など)があり、平均にはその時期の支出も含まれます。
資源エネルギー庁の説明では、月々の電気料金は契約容量で決まる基本料金+使用電力量に応じた電力量料金+再エネ賦課金という構成が一般的です。さらに多くの料金メニューには燃料費調整の仕組みがあり、燃料価格が上がると電気料金が上がり、下がると電気料金が下がります。
国の支援がある月は、さらに請求額が変わります。直近では2026年7〜9月使用分が支援の対象で、一般家庭(低圧)の値引き単価は7月・9月使用分が1kWhあたり3.5円、8月使用分が4.5円です(申請は不要で、対象の電力会社が毎月の料金から値引き)。この時期の請求額を平均と比べるときは、値引き後の金額であることに注意してください。
平均より高いからといって、すぐに損をしているとは限りません。在宅時間・住まいの広さ・地域・オール電化かどうかなどで、電気の使い方そのものが違うからです。比べるときは、キャンペーンの割引額だけでなく、検針票の使用量(kWh)をもとに1年トータルの金額で見るのが確実です。今の契約のほうが安い、ほとんど変わらない、という結果になることもあります。
電気・ガスを含めた固定費の見直しの順番は、固定費の見直しで一番ラクに節約するにまとめています。家計全体の手取りは年収の手取りシミュレーターで確認できます。
出典:全国家庭電気製品公正取引協議会「よくある質問」Q7(目安単価31円/kWh・令和4年7月22日改定)/総務省統計局「家計調査(家計収支編)」2025年 二人以上の世帯 年報 第4表「世帯人員別1世帯当たり1か月間の収入と支出」・単身世帯 年報 第1表「1世帯当たり1か月間の収入と支出」・二人以上の世帯 月次 第3-1表「世帯人員別」(2025年1〜12月)(e-Stat)/資源エネルギー庁「料金の仕組みと料金メニュー例のご紹介」/経済産業省 資源エネルギー庁「電気・ガス料金支援」(2026年7〜9月使用分)/経済産業省「電気・ガス料金負担軽減支援事業」(令和7年度予備費・PDF)(2025年7〜9月使用分)。
「消費電力(W)÷1,000×使用時間(時間)×1kWhあたりの単価(円)」で計算します。たとえば消費電力1,000Wの家電を1時間使うと1kWhなので、単価31円/kWhなら31円です。1日2時間・月30日使うと、1か月1,860円、1年22,320円が目安です。
家電のカタログなどで使われる目安単価は、全国家庭電気製品公正取引協議会(家電公取協)が定める31円/kWh(税込)です。2022年(令和4年)7月22日に改定された全国一律の目安です。実際の単価は契約している電力会社・料金プラン・使用量などで変わるので、検針票や明細で確かめて入れ替えてください。
総務省「家計調査(家計収支編)」の2025年の結果では、1か月あたりの電気代は単身世帯が7,337円、2人世帯が12,144円、3人世帯が13,915円、4人世帯が13,928円です(2人以上は二人以上の世帯の世帯人員別の値)。1年をならした平均なので、冬や夏の月はこれより高くなりやすいです。
このツールの家電の計算は「消費電力×時間×単価」だけですが、実際の請求額には基本料金や再エネ賦課金がかかり、多くの料金メニューでは燃料費調整額も毎月加わります。国の支援で値引きされる月もあります。また、家電は運転のしかたで消費電力が変わるため、表示の数字どおりに使い続けるとは限りません。
使い方や今の契約によります。今の契約のほうが安い場合や、ほとんど変わらない場合もあります。比べるときは、キャンペーンの割引額だけでなく、検針票の使用量(kWh)をもとに1年トータルの金額で見るのが確実です。
情報更新日:2026年10月|計算の根拠・参照元について