光熱費の平均は?一人暮らし・二人暮らし・人数別【2025年家計調査】

更新:2026年10月 ・ 読了目安 約12分

総務省「家計調査」の2025年の結果では、光熱・水道(電気代・ガス代・灯油など・上下水道料の合計)の1か月平均は、一人暮らし(単身世帯)が13,333円、二人暮らし(2人世帯)が22,691円でした。人数が増えるほど高くなりますが、2倍・3倍にはなりません。どの人数でも半分以上は電気代で、冬(2〜3月)がいちばん高い時期です。人数別の平均、電気・ガス・水道の内訳、冬と夏の差、平均より高いときに見直す順番を、家計調査の表で確かめてまとめました。

📑 この記事でわかること
  1. 結論:人数別の光熱費の平均
  2. 電気・ガス・水道の内訳
  3. 冬と夏でどれくらい違う?(月別)
  4. 平均より高いときに見直す順番
  5. よくある質問
  6. まとめ

結論:人数別の光熱費の平均

総務省「家計調査(家計収支編)」2025年の、1世帯あたりの光熱・水道と、そのうちの電気代(どちらも1か月平均)です。

世帯の人数光熱・水道(月平均)うち電気代
1人(単身世帯)13,333円7,337円
2人22,691円12,144円
3人25,626円13,915円
4人25,942円13,928円
5人28,271円15,665円
6人以上33,534円17,322円

1人は「単身世帯」の表(年報 第1表)、2人以上は「二人以上の世帯」の世帯人員別の表(年報 第4表)の値です。二人以上の世帯全体の平均は、光熱・水道が24,544円、電気代が13,218円でした。

この平均は全国・1年をならした額で、住んでいる地域や家の広さ、在宅時間、オール電化かどうかによって大きく変わります。「平均より高い=使いすぎ」とは限らないので、目安として見てください。

自分の電気代を平均と比べる

毎月の電気代(または使用量kWh)と世帯人数を入れると、同じ人数の平均との差と、年に直した額が分かります。

電気代シミュレーターで比べる →

電気・ガス・水道の内訳

一人暮らしと二人暮らし

費目(月平均)一人暮らし
(単身)
二人暮らし
(2人)
電気代7,337円12,144円
ガス代2,999円4,663円
他の光熱(灯油など)861円1,662円
上下水道料2,136円4,221円
光熱・水道の合計13,333円22,691円

家計調査の公表値です。それぞれ四捨五入などの関係で、内訳を足した額と合計が1円合わないことがあります(2人世帯は内訳の合計が22,690円)。

3人以上の世帯

3人以上の電気代は上の結論の表のとおりです。ガス代と上下水道料は次のとおりでした(二人以上の世帯 年報 第4表)。

世帯の人数ガス代(月平均)上下水道料(月平均)
3人5,096円5,295円
4人5,112円6,098円
5人4,877円6,726円
6人以上5,361円8,938円

他の光熱(灯油など)は、3人1,319円・4人804円・5人1,003円・6人以上1,913円です。上下水道料は人数が増えるほどはっきり増える一方、ガス代は2人から6人以上まで4,663〜5,361円の間で、人数ではあまり変わりませんでした。

ガス代は「都市ガス+プロパンガス」の合計

人数別の表のガス代は、都市ガスとプロパンガス(LPガス)を合わせた額で、ガスを使っていない世帯(オール電化など)も含めて平均した値です。家計調査の人数別の表には、都市ガスとプロパンガスを分けた値はありません。

品目別の表(品目分類 第6-1表・二人以上の世帯全体)では分けた値があり、2025年の1年間の支出は、ガス代58,588円のうち都市ガスが38,073円、プロパンガスが20,516円でした(灯油は15,924円)。ただし、これもそのガスを使っていない世帯を含めた平均です。プロパンガスを使っている家庭の料金の目安にはならないので、ガス代を比べるときは自分の検針票の使用量(㎥)で見るのが確実です。

家計調査の単身世帯には、学生の一人暮らしは含まれません(家計調査は学生の単身世帯を調査していません)。また、単身世帯の集計世帯数は2025年は646世帯で、二人以上の世帯(7,261世帯)よりかなり少ない点にも注意してください。

冬と夏でどれくらい違う?(月別)

光熱費は季節で大きく変わります。家計調査の月ごとの結果(二人以上の世帯の平均・月次 第3-1表)で、2025年の1〜12月を並べると次のとおりです。

2025年光熱・水道うち電気代
1月29,571円14,904円
2月(光熱・水道が最高)31,873円16,552円
3月(電気代が最高)31,298円16,559円
4月27,444円14,805円
5月23,319円12,220円
6月(電気代が最低)21,359円10,709円
7月(光熱・水道が最低)20,174円10,907円
8月20,989円12,593円
9月22,168円13,825円
10月21,673円12,913円
11月20,661円11,138円
12月24,006円11,497円

冬の請求額を年平均と比べると、高く見えがちです。自分の光熱費を比べるときは、同じ月どうしで比べるか、1年分を足して12で割ってから平均と比べると、ずれが少なくなります。

一人暮らしの月別の平均はありません。家計調査の単身世帯の結果は四半期ごと(と年)の公表で、月ごとの結果がないためです。上の月別の表は二人以上の世帯の平均で、一人暮らしの季節の動きをそのまま表すものではありません。

平均より高いときに見直す順番

平均より高くても、それだけで「使いすぎ」とは言えません。次の順に確かめていくと、手間の少ないものから見直せます。どれも、効果は使い方や今の契約によって違います。

① まず、比べ方をそろえる

② 今の契約内容(契約アンペアなど)を確かめる

資源エネルギー庁は、月々の電気料金は「契約容量で決まる基本料金+使用量に応じた電力量料金+再エネ賦課金」という構成が一般的な例だと説明しています。契約アンペアで基本料金が決まるプランなら、家族の人数が減った・家電を買い替えたなどで、今の生活に対して契約が大きすぎることもあります。

ただし、契約を小さくすると、同時に使える電気の量が減り、ブレーカーが落ちやすくなります。電力会社や地域・プランによっては契約アンペアの考え方がない場合もあるので、まず検針票や契約内容の画面で、今の契約を確かめるところから始めてください。

③ 電気・ガスの料金プランや会社を比べる

電気とガスは、住んでいる地域の会社以外からも選べます。会社やプランを変えても、届く電気やガスそのものは同じです。比べるときは、キャンペーンの割引額だけでなく、検針票の使用量(kWh・㎥)をもとに1年トータルの金額で見るのが確実です。電気とガスをセットにすると割引になるプランもあります。

「PR」=広告(アフィリエイトプログラム)を含みます。料金の比較や契約の手続きは各サービス・電力会社・ガス会社が行い、当サイトは関与しません。

水道は、住んでいる市区町村などが料金を決めているので、会社を選んで変えることはできません。水道代を下げたいときは、使い方の見直しになります。

④ 家電の使い方を見直す

契約やプランを確かめたら、次は毎日の使い方です。エアコン・冷蔵庫・照明など、どの家電にいくらかかっているかが分かると、どこから手をつけるか決めやすくなります。家電の消費電力(W)と使う時間を入れると、1時間・1日・1か月・1年の電気代の目安を出せます。

家電1台の電気代と、わが家の電気代を確かめる

消費電力と使用時間から家電の電気代を計算。毎月の電気代を人数別の平均(家計調査2025年)とも比べられます。

電気代シミュレーターを使う →

光熱費以外も含めた固定費の見直しの順番は固定費の見直し方にまとめています。電気・ガスは、通信費や保険に比べると下がる金額が小さいことも多いので、ほかの固定費とあわせて考えると判断しやすくなります。

よくある質問

Q. 一人暮らしの光熱費の平均は月いくらですか?

総務省「家計調査」の2025年の結果では、単身世帯の光熱・水道は1か月平均13,333円です。内訳は電気代7,337円、ガス代2,999円、他の光熱(灯油など)861円、上下水道料2,136円です。1年をならした平均なので、冬の月はこれより高くなりやすいです。

Q. 二人暮らしの光熱費の平均は月いくらですか?

家計調査2025年の二人以上の世帯のうち2人世帯では、光熱・水道は1か月平均22,691円です。内訳は電気代12,144円、ガス代4,663円、他の光熱(灯油など)1,662円、上下水道料4,221円です。2人世帯には夫婦のほか親子2人などの世帯も含まれます。

Q. 光熱費がいちばん高い月・安い月はいつですか?

二人以上の世帯の平均では、2025年の光熱・水道は2月の31,873円がいちばん高く、7月の20,174円がいちばん低い月でした。電気代だけで見ると3月の16,559円が最高、6月の10,709円が最低です。単身世帯は家計調査に月ごとの結果がないため、月別の比較はできません。

Q. ガス代の平均は都市ガスとプロパンガスで違いますか?

人数別の表のガス代は、都市ガスとプロパンガスを合わせた額で、ガスを使っていない世帯も含めた平均です。品目別の表(二人以上の世帯全体)では、2025年の1年間の支出は都市ガスが38,073円、プロパンガスが20,516円ですが、これも使っていない世帯を含めた平均なので、プロパンガスを使う家庭の料金の目安にはなりません。

Q. 光熱費が平均より高いとき、何から見直せばいいですか?

まず同じ人数・同じ季節の平均と比べているかを確かめます。そのうえで、契約アンペアなど今の契約内容、電気・ガスの料金プランや会社の比較、家電の使い方の順に見ていくと手間が少なく済みます。どれも使い方や今の契約によって効果が違い、今の契約のままがいちばん安いと分かることもあります。

まとめ

生活費全体の中での光熱費の位置づけは、一人暮らしの生活費は月いくら?・二人暮らしの生活費は月いくら?で説明しています。手取りの額から考えたいときは手取り計算シミュレーターも使えます。

ほかの関連:固定費の見直し方/一人暮らしの初期費用・生活費/手取り計算シミュレーター/コラム一覧へ

情報更新日:2026年10月23日|計算の根拠・参照元について|ツールの埋め込み。本記事は一般的な説明です。統計値は総務省統計局「家計調査(家計収支編)」2025年の年報(2026年8月7日公開)と月次の結果をe-Statで確認した、2026年10月23日時点のものです。平均は全国の1世帯あたりの値で、地域・住まい・季節・契約内容による違いは反映していません。実際の料金は、契約している電力会社・ガス会社・水道局の明細でご確認ください。