出産でもらえるお金まとめ|一時金50万・出産手当金・育休給付金をわかりやすく

更新:2026年7月 ・ 読了目安 約3分

出産にはお金がかかりますが、その分もらえるお金・戻ってくるお金もたくさんあります。代表は出産育児一時金(子1人50万円)、産休中の出産手当金、育休中の育児休業給付金の3つ。誰が・いくらもらえるのかを整理します。

📑 この記事でわかること
  1. 主な「もらえるお金」一覧
  2. 働き方でもらえるものが変わる
  3. 働く人はトータルでいくら?(具体例)
  4. 2025年4月から「手取り10割」に(夫婦で取れば)
  5. よくある質問
  6. まとめ
いつ・何がもらえる?(時系列) 出産 出産育児一時金 1人 50万円 産休 出産手当金 給料の約2/3 育休(〜原則1歳) 育児休業給付金 67%→50% ※出産手当金・育児休業給付金は「働いている本人」向け。一時金は健康保険加入者ならほぼ対象。

主な「もらえるお金」一覧

制度いくら/だれが
出産育児一時金子1人につき原則50万円。健康保険に入っていれば対象(扶養でもOK)。多くは病院へ直接支払われる。
出産手当金産休中の給料の代わり。給料の約3分の2 × 産休日数。勤務先の健康保険に入って働いている人が対象(扶養・国保は原則対象外)。
育児休業給付金育休中の給付。賃金の67%(180日まで)→50%。雇用保険の加入者が対象。
自治体の給付出産・子育て応援の給付金など(内容は自治体による)。お住まいの市区町村で確認を。

働き方でもらえるものが変わる

ポイントは、「出産育児一時金」はほぼ誰でももらえるのに対し、「出産手当金」「育児休業給付金」は働いている本人向けだということ。専業主婦(夫の扶養)の場合は出産手当金・育休給付金は原則ありませんが、一時金は受け取れます。

働く人はトータルでいくら?(具体例)

月給25万円の会社員が、産休・育休を1年取った場合の目安です。

制度金額の目安
出産育児一時金50万円
出産手当金(産休 約98日)約57万円
育児休業給付金(約1年)約175万円
合計の目安約280万円

給料の額・産休育休の期間で大きく変わります。出産手当金・育児休業給付金は非課税で、育休中は社会保険料も免除されるため、手取りで見ると意外と大きな支えになります。正確な額は出産でもらえるお金シミュレーター育休手当シミュレーターで。

2025年4月から「手取り10割」に(夫婦で取れば)

2025年4月にできた新しい給付で、夫婦がともに、子の出生後8週間以内に14日以上の育休を取ると、最大28日分の給付率が+13%上乗せされます。もともと育休中は非課税・社会保険料免除のため、育児休業給付金の67%と合わせると手取りでほぼ10割(働いていたときと同じ)に。夫の育休が取りやすくなる後押しです(→育休手当はいつ・いくら?)。

出産でかかるお金は戻ってくる?

出産費用は一時金(50万円)でかなりの部分がまかなえます。さらに、医療費が年間で一定額を超えた場合は「医療費控除」で税金が戻ることもあります。一時金は「保険金など」として差し引く点だけ注意してください(→医療費控除のやり方)。

あなたが出産でもらえる合計は?

出産でもらえるお金シミュレーターで計算 →

よくある質問

Q. 出産育児一時金の50万円、自分で立て替えるの?

多くは「直接支払制度」で、健康保険から病院へ直接支払われるため、窓口では差額だけ払えばOKです。出産費用が50万円未満なら、差額が後で振り込まれます。

Q. 専業主婦(夫の扶養)でももらえる?

出産育児一時金(50万円)はもらえます。ただし、出産手当金・育児休業給付金は「働いている本人」向けなので原則対象外です。

Q. 出産手当金と育児休業給付金、税金や保険料はかかる?

どちらも非課税で、育休期間中は社会保険料も免除されます。だから額面の割に手取りが目減りしません。ただし翌年の住民税は前年所得で決まるので、産休・育休で所得が下がった年の翌年は住民税も軽くなります。

Q. パパ(夫)ももらえるものはある?

夫が育休を取れば育児休業給付金の対象です。2025年4月からの上乗せ給付も、夫婦で取ると効果的。出産手当金は「産休を取る本人(=出産する人)」向けです。

まとめ

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情報更新日:2026年7月|計算の根拠・参照元について。本記事は一般的な説明です。参照:こども家庭庁・全国健康保険協会(出産育児一時金・出産手当金)/厚生労働省(育児休業給付)。金額・要件は加入保険やお住まいの自治体でご確認ください。