住宅ローンは年収の何倍まで?借りられる額と「返せる額」

更新:2026年7月 ・ 読了目安 約3分

家を買うとき、まず気になるのが「わが家はいくらまで借りられる?」。よく言われる目安は 年収の5〜7倍 ですが、じつはこの倍率よりも大切なのが 返済負担率(手取りに対する年間返済額の割合) です。銀行が「貸してくれる額」と、無理なく「返していける額」は違います。両方の考え方を、やさしく整理しました。

📑 この記事でわかること
  1. 目安は「年収の5〜7倍」だけど…
  2. 本当に大事なのは「返済負担率」
  3. 年収別・借入額のざっくり早見
  4. フラット35の基準(返済負担率)
  5. 「借りられる額」=「返せる額」ではない
  6. まとめ

目安は「年収の5〜7倍」だけど…

住宅情報サイトなどでよく見る目安が「借入額は年収の5〜7倍」。年収500万円なら2,500万〜3,500万円が一つの目安、という具合です。手軽でイメージしやすい反面、この倍率には 金利・返済期間・ほかの借入(車のローンなど)・家族構成 が反映されていません。ざっくり当たりをつける最初の一歩、くらいに考えるのがちょうどよいです。

本当に大事なのは「返済負担率」

返済負担率とは、年間のローン返済額 ÷ 年収 の割合のこと。金融機関の審査では額面年収に対して35%程度まで認められることもありますが、それは「上限」であって「おすすめ」ではありません。生活にゆとりを残すなら、手取り年収に対して20〜25%以内 に収めるのが安心の目安です。

例:手取り年収400万円なら、年間返済は80万〜100万円(月7万〜8.3万円)以内が目安。ボーナス返済に頼りすぎないほうが、収入が変わったときに慌てずにすみます。

年収別・借入額のざっくり早見

金利や期間で変わりますが、返済負担率をおさえた「無理のない借入額」の目安です。

額面年収年収5〜7倍の目安無理のない借入の目安
400万円2,000〜2,800万円2,000〜2,500万円
500万円2,500〜3,500万円2,500〜3,200万円
600万円3,000〜4,200万円3,000〜3,800万円
700万円3,500〜4,900万円3,500〜4,400万円

「借りられる上限」まで借りると、金利が上がったときや収入が減ったときに苦しくなりがち。上の右列くらいを目安に、余裕をもたせておくのがおすすめです。

フラット35の基準(返済負担率)

全期間固定の「フラット35」では、返済負担率の基準がはっきり決まっています。

これは住宅ローンだけでなく、車のローンやカードの分割など「ほかの借入の返済」も合算して判定されます。頭金や他の借入がある人は、その分だけ住宅ローンに回せる枠が減ります。

「借りられる額」=「返せる額」ではない

審査に通る=安心して返せる、ではありません。次の3つを見落とさないようにしましょう。

「毎月いくらなら無理なく払えるか」から逆算して借入額を決めると、失敗しにくくなります。

まとめ

実際の毎月返済額や、頭金を入れたときの違いは、シミュレーターで具体的に確かめられます。

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情報更新日:2026年7月|このサイトについて・免責。借入の目安は一般的な考え方で、実際の審査基準・借入可能額は金融機関や個々の状況で異なります。無理のない返済計画は各家庭の事情に合わせてご判断ください。