贈与税の基礎|年110万円まで非課税と、2024年改正のポイント

公開:2026年6月/参照元は記事末尾

生前のうちに財産を渡す「贈与」。1年間にもらった額が 110万円まで なら贈与税はかかりません(暦年課税の基礎控除)。相続対策としても使われますが、2024年の改正 でルールが変わりました。基本と注意点を整理します。

年110万円までは非課税(暦年課税)

もらう人ひとりにつき、1月1日〜12月31日の1年間で 合計110万円まで なら贈与税はかからず、申告も不要です。これを使ってコツコツ渡すのが「暦年贈与」です。

2024年改正のポイント

① 生前贈与の「持ち戻し」が3年→7年に

相続の直前に贈与しても、亡くなる前 一定期間内の贈与は相続財産に足し戻して 相続税を計算します(持ち戻し)。この期間が 3年から7年に延長 されました。ただし延長された4年分(死亡前4〜7年)は、総額から 100万円まで は加算しない特例があります。

② 相続時精算課税に年110万円の基礎控除を新設

累計2,500万円まで贈与税をかけずに渡せる「相続時精算課税」にも、2024年から 年110万円の基礎控除 ができました。この年110万円以下の分は 相続財産に加算されず、申告も不要 です。

相続税のほうはいくら?

相続税の概算シミュレーターで計算 →

どちらを使う?

どちらが有利かは、年齢・財産額・渡す期間で変わります。金額が大きい場合は税理士に相談すると安心です。

まとめ

情報更新日:2026年6月|計算の根拠・参照元について。本記事は一般的な説明です。参照:国税庁「相続税及び贈与税の税制改正のあらまし」/No.4161(贈与財産の加算)。金額・要件は最新の公式情報や、お住まいの自治体・勤務先・税務署でご確認ください。