失業保険はいくら・いつまでもらえる?給付日数と自己都合・会社都合の違い

更新:2026年7月 ・ 読了目安 約4分

仕事を辞めたときにもらえる「失業手当(正式には基本手当)」は、退職前の給料の約50〜80%が目安。もらえる日数は90〜330日で、自己都合か会社都合かで大きく変わります。金額・日数・もらうまでの流れを整理します。

📑 この記事でわかること
  1. いくらもらえる?(基本手当の金額)
  2. いつまで?(給付日数)
  3. 自己都合は「すぐもらえない」
  4. もらうまでの流れ
  5. 覚えておきたい:失業中の「税・保険」
  6. よくある質問
  7. まとめ
もらえるのはいつから?(会社都合 vs 自己都合) 退職・ハローワークで手続き 会社都合 待期7日 すぐに支給スタート 自己都合 待期7日 給付制限 約1か月 支給スタート 自己都合の給付制限は2025年4月に「原則2か月→1か月」へ短縮。会社都合は制限なし。

いくらもらえる?(基本手当の金額)

1日あたりの金額(基本手当日額)は、退職前6か月の給料をもとに計算します。給付率は賃金が低い人ほど高く(約80%)、高い人ほど低く(約50%)なる仕組みで、年齢ごとに上限額もあります。ボーナスは計算に含みません。

退職前の月給基本手当日額の目安1か月(30日)あたり
20万円約4,500円約13.5万円
30万円約6,000円約18万円
40万円約7,500円約22.5万円

給付率・年齢別の上限で変わるざっくりの目安です。正確な額は失業保険シミュレーターで。たとえば月給30万・給付90日なら総額 約54万円、150日なら約90万円が目安です。

いつまで?(給付日数)

もらえる日数は、年齢・雇用保険の加入期間・退職理由で決まります。

退職理由給付日数の目安
自己都合(転職・自己都合退職)90〜150日
会社都合(倒産・解雇など=特定受給資格者)90〜330日(手厚い)

同じ加入期間でも、会社都合のほうが給付日数が長くなります。年齢が高く、長く働いていた人ほど日数が多くなる傾向です。

自己都合は「すぐもらえない」

退職後、ハローワークで手続きをすると、まず全員に7日間の待期期間があります。さらに自己都合退職には給付制限がつき、その間は基本手当が出ません(2025年4月の改正で、原則2か月から1か月に短縮。過去5年に3回以上の自己都合退職がある場合は3か月)。会社都合退職には給付制限がなく、待期後すぐに対象になります。

もらうまでの流れ

  1. 離職票を受け取る(退職した会社から)
  2. ハローワークで求職の申し込み+受給資格の決定
  3. 待期7日(+自己都合は給付制限)
  4. 説明会・認定日に通い、失業の認定を受けると振り込まれる
失業手当を受けるには「働く意思と能力があり、求職活動をしている」ことが条件です。すぐに次の仕事が決まっている場合や、病気などで働けない場合は対象外(別の給付になることも)です。

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覚えておきたい:失業中の「税・保険」

失業手当そのものは非課税で、税金はかかりません。ただし、退職後は次の負担が自分にのしかかります。

よくある質問

Q. パート・アルバイトでももらえる?

雇用保険に入っていて、加入期間の条件を満たせば対象です(原則、離職前2年間に12か月以上。会社都合などは1年間に6か月以上)。週20時間以上働いていた人などが目安です。

Q. すぐ次の仕事が決まったら、もらえない?

失業手当は「求職中」の人向けなので、すぐ就職する場合は対象外です。ただし早く再就職すると「再就職手当」(残りの給付日数に応じた一時金)がもらえることがあり、早期就職が損にならない仕組みになっています。

Q. 自己都合でも給付制限がつかないことはある?

あります。正当な理由のある自己都合(病気・家族の介護・配偶者の転勤による転居など)は「特定理由離職者」として、給付制限なし・日数も手厚くなる場合があります。ハローワークで相談を。

Q. 手続きに何が必要?

会社からもらう離職票、本人確認書類、マイナンバー確認書類、写真、預金通帳などです。離職票が届かないと手続きできないので、退職後に届かなければ会社に確認を。

まとめ

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情報更新日:2026年6月|計算の根拠・参照元について。金額・給付率・上限は毎年8月に改定されます。本記事は一般的な説明です。参照:厚生労働省・ハローワーク(雇用保険 基本手当)。正確な金額・日数はハローワークでご確認ください。