年金は繰り下げた方が得?増額率(最大84%)と損益分岐をやさしく解説

公開:2026年6月/これは「わが家の一つの考え方」です(記事末尾に注意書き)

年金は、受け取りを遅らせる「繰り下げ」で増やせます。1か月遅らせるごとに0.7%、最大75歳まで遅らせると84%増。ただし「長生きしないと得しない」のがポイント。損益分岐をやさしく整理します。

繰り下げのしくみ

年金の受け取りは65歳が基本。これを遅らせる(繰り下げる)と、1か月ごとに0.7%ずつ増額され、その増えた金額が一生もらえます。最大は75歳0か月まで繰り下げでき、そのとき増額率は84%(2022年に上限が70歳→75歳に拡大されました)。

受け取り開始増額率
66歳+8.4%
70歳+42%
75歳+84%

損益分岐=受け取り開始から「約12年」

増額は魅力ですが、繰り下げている間は年金をもらえません。65歳から普通にもらった場合の総額を追い越すのが、おおよそ受け取り開始から12年後です。

つまり、それより長生きすれば得、早ければ損。「長生きへの保険」として捉えるのが繰り下げの本質です。

見落としがちな注意点

年金が増えると、税金・社会保険料・医療や介護の自己負担も増えることがあり、額面ほど手取りは増えません。また、配偶者がいる人は「加給年金」が繰り下げ中はもらえない、といった点もあります。額面の増額率だけで判断しないのがコツです。

繰り上げ(早くもらう)は減額に注意

逆に60歳まで早めると、1か月0.4%・最大24%の減額になり、これも一生戻りません。よほどの事情がなければ慎重に。

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まとめ

情報更新日:2026年6月|このサイトについて・免責。本記事は2026年時点の制度に基づく一般的な説明です。増額率・損益分岐の目安は概算で、税金・社会保険料・加給年金などにより実際の手取りは変わります。具体的な見込みは日本年金機構「ねんきんネット」や年金事務所でご確認ください。