わが家が入っている保険は3つだけ|「低確率・高ダメージ」にしぼる保険の考え方

公開:2026年6月/これは「わが家の一つの考え方」です(記事末尾に注意書き)

保険は「めったに起きないけれど、起きたら家計を立て直せない」ことだけに絞る。それ以外は貯蓄でカバーする。——この方針で、わが家が入っている保険は収入保障保険・自動車保険・火災保険の3つだけです。なぜこの3つなのか、逆になぜ多くの保険に入らないのかを整理しました。

保険の役割は「家計の破産を防ぐ」こと

保険は、起きる確率は低いけれど、起きたら自分では払いきれない損害を、みんなでお金を出し合って肩代わりする仕組みです。だから保険を使うべきなのは、次の両方を満たすものだけだと考えています。

逆に、数万円〜十数万円で済むこと・貯蓄で払えることに保険をかけると、手数料の分だけ長い目で見て損になりがちです。保険会社も商売なので、集めた保険料の一部は経費や利益になります。「自分で払える範囲のリスク」は、保険に入らず貯蓄で受け止めるほうが合理的、というのが出発点です。

わが家が入っている3つ

① 掛け捨ての収入保障保険

働き手が亡くなったとき、残された家族のその後の生活費は数千万円規模になります。これは貯蓄ではすぐに用意できない「高ダメージ」なので、保険の出番です。

選ぶなら掛け捨て。貯蓄性をつけず「保障だけ」を買うので、保険料がぐっと安くなります。なかでも収入保障保険は、子どもが小さいうちは保障が厚く、独立が近づくほど必要保障額が自然に減っていく形なので、「必要な分だけ」に合っていて無駄が少ないと考えています。

② 自動車保険:対人対物「無制限」+弁護士特約

車の事故は、相手への賠償が人身で数億円になることもあります。これこそ「低確率・青天井」の典型。だから対人・対物はどちらも必ず「無制限」にします。ここをケチる理由はありません。

あわせて弁護士特約もつけています。自分に過失のない「もらい事故」では、保険会社が相手と示談交渉を代行できません。弁護士特約があれば、相手との交渉を専門家に任せられます。保険料は年数千円程度と安いのに、いざというとき効く特約です。

一方で車両保険(自分の車の修理代)は人それぞれ。価値が下がった古い車なら、外して浮いた保険料を貯蓄に回す選択もアリだと思います。

③ 火災保険

家が全焼したり、大きな水害にあったりすると、損害は数千万円規模。自力で建て直すのは現実的でないので、ここも保険で備えます。持ち家はもちろん、賃貸でも家財や借家人賠償のために必要です。

地震保険は火災保険にセットで付ける形。要否は住む地域や建物の耐震性で判断します。火災保険は補償範囲(水災を含めるかなど)で保険料が変わるので、自宅の立地に合わせて過不足なく選ぶのがコツです。

逆に「入らない」もの

貯蓄型・終身保険

「保険は保険、投資は投資。混ぜるな危険」がわが家の方針です。貯蓄型保険は、保障と貯蓄をセットにする分、手数料が見えにくく高くつきがちで、どちらも中途半端になりやすい。保障は掛け捨てで安く確保し、貯めるお金は別でコツコツ運用するほうが、結局シンプルで効率的だと考えています。

手厚すぎる医療保険・がん保険

日本には高額療養費制度があり、医療費の自己負担には毎月の上限があります。年収にもよりますが、一般的な所得なら入院・手術をしても1か月の自己負担はおおむね8〜9万円程度で頭打ちになることが多い制度です。差額ベッド代などは別途かかりますが、ある程度の貯蓄があれば、医療保険なしでも受け止められるケースは多いと考えています。

「医療保険・がん保険に入るべきか」を考える前に、まず自分の場合の自己負担の上限がいくらかを知っておくと判断しやすくなります。

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まとめ:わが家の保険の考え方

情報更新日:2026年6月|このサイトについて・免責。本記事は運営者個人の一つの考え方を述べたもので、特定の保険商品の加入・解約を勧めるものではありません。必要な保障は家族構成・資産・持ち家か賃貸かなどで大きく変わります。高額療養費の上限額は年齢・年収区分により異なり、制度は改定される場合があります(最新は各保険者・厚生労働省の情報をご確認ください)。加入・見直しの際は契約内容を各保険会社でご確認ください。